【Lステップ】Shopifyとの連携について
- ev_貴瀨
- 10月14日
- 読了時間: 6分
こんにちは、エブリッジです。
今回のブログは「Shopifyとの連携について」です。
ShopifyとLステップの連携、そしてECAIとの連携は、
どちらもLINE公式アカウントを活用してECサイトの売上を向上させるための強力な手段ですが、それぞれに特徴があり、ビジネスの目的や状況によって最適な選択は異なります。
まず、基本的な違いを理解することが重要です。
⚫︎Lステップ:
LINE公式アカウントの機能を大幅に拡張するツールです。
ECに限らず、店舗ビジネスやコンサルティングなど、幅広い業種で利用されています。
セグメント配信、ステップ配信、顧客管理、アンケート作成など、機能が非常に豊富で、
自由度の高い複雑なマーケティングシナリオを組めるのが特徴です。
⚫︎ECAI:
Shopifyストアに特化して開発されたLINE連携ツールです。
その名の通り「EC」に強みを持ち、Shopifyと連携して「売上を向上させる」ことに
フォーカスした機能がシンプルにまとめられています。
専門知識が少なくても直感的に操作しやすいのが特徴です。
その上で、どちらが向いているかをケース別に解説します。

【Lステップとの連携が向いているケース】
目的:顧客との長期的な関係構築(ファン化)や、複雑なマーケティングを自動化したい場合
Lステップは、顧客一人ひとりに合わせた、きめ細やかなコミュニケーションを自動化するのが得意です。
こんな方におすすめ:
顧客の属性や購買履歴だけでなく、アンケート回答などに基づいて、非常に細かいセグメント分けをしてメッセージを送りたい。
「購入後のフォローアップ」「特定商品購入者への関連商品案内」「誕生日クーポンの配信」など、複雑なシナリオのステップ配信を組みたい。
ECサイトのマーケティングだけでなく、LINEを使ってセミナーへの誘導や個別相談など、他のサービスへの導線も作りたい。
時間をかけてでも、顧客のロイヤルティを最大限に高める仕組みを構築したい。
一言でいうと、 「高機能・高自由度」
LINEマーケティングのプロフェッショナルとして、深く顧客と向き合いたい場合に最適です。
【ECAIとの連携が向いているケース】
目的:Shopifyの売上向上に直結する機能を、手軽かつ迅速に導入したい場合
ECAIは、Shopifyストアオーナーが「これが欲しかった」と感じる機能に絞って提供されており、設定がシンプルな点が魅力です。
こんな方におすすめ:
とにかく「カゴ落ち対策」や「再入荷通知」「顧客レビュー依頼」など、ECの売上アップに直結する施策をすぐに始めたい。
Shopifyの管理画面と連携して、LINEの友だち情報と顧客情報をスムーズに紐づけたい。
複雑な設定は苦手なので、直感的に操作できるツールが良い。
まずは基本的なLINE連携から始めて、効果を見ながら運用したい。
一言でいうと: 「EC特化・シンプル・即戦力」
Shopifyでの売上を、できるだけ手間をかけずに効率的に伸ばしたい場合に最適です。
【機能比較表】

※料金は2025年9月時点の一般的な情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
結論:どちらを選ぶべきか?
顧客を深く理解し、一人ひとりに合わせた丁寧なコミュニケーションでファンを育て、LTV(顧客生涯価値)を最大化したいのであれば、Lステップが向いています。
まずはShopifyの売上を上げるための具体的なアクション(特にカゴ落ち対策など)を、シンプルかつ迅速に実行したいのであれば、ECAIが向いています。
と、ここまで説明したわけですが…
実はもう一つ!!!
記事を書いている私、
今までの「Lステップ」や「エルメ」はカート情報の連携は出来なかったので
Shopifyのような、オンラインショップのECプラットフォームと連携したい時はECAIを選ぶと良いのでは?と思っていたのです。
ですが、2025年7月1日からLステップは
「Webhook転送機能」の提供を開始して認識が大きく変わりました。
Webhook連携の採用により、LステップとShopifyの連携は格段に現実的になりました。
Lステップは、これまでもAPIを利用した連携は可能でしたが、
専門的な知識や開発コストが必要で、一部の事業者しか実現できませんでした。
しかし、2025年7月にLステップに「Webhook転送機能」が搭載されたことで、状況は大きく変わりました。
プログラミングの知識がない人でも、低コストかつ迅速に、リアルタイム性の高い連携を構築できるようになったのが最大のポイントです。
【なぜWebhookで現実的になったのか】
Webhook連携によって、これまで連携の障壁となっていた点が大きく改善されました。

※iPaaSツール:ZapierやMake (旧Integromat) など、様々なWebサービスをノーコードで連携させることができる仲介サービス。
このように、WebhookとiPaaSツールを組み合わせることで、「Shopifyで特定のアクションが起きたら、Lステップで自動的に特定のアクションを実行する」という連携を、誰でも手軽に設定できるようになったのです。

【Webhook連携で実現できることの具体例として】
Webhookを活用することで、顧客体験の向上とマーケティングの自動化を強力に推進できます。
カゴ落ち対策の自動化
Shopifyで商品がカートに追加された後、一定時間購入されない場合(カゴ落ち)、その顧客のLINEに「お買い忘れはありませんか?」といったリマインドメッセージを自動で送信できます。
購入直後のサンクスLINE
Shopifyでの購入完了をトリガーに、即座にお礼のメッセージをLINEで配信。関連商品や次回使えるクーポンの案内も自動で送れます。
顧客情報の同期
Shopifyで顧客情報が更新された際に、Lステップ側の顧客情報(タグや友だち情報)も自動で更新。常に最新の顧客情報に基づいたセグメント配信が可能になります。
発送完了通知のLINE配信
Shopifyで発送ステータスが「完了」になったら、追跡番号などの情報を含んだ発送完了通知をLINEで自動送信し、顧客満足度を高めます。
【連携に必要なものと注意点】
連携を実現するためには、以下のものが必要です。
Lステップのプロプラン以上
LステップのWebhook転送機能オプション (月額5,500円 税込)
iPaaSツールのアカウント (Zapier、Makeなど。無料プランから利用可能ですが、本格的な利用には有料プランが必要です)
Shopifyアカウント
【注意点】
コスト: Lステップのオプション料金やiPaaSツールの利用料金が別途発生します。
設定の手間: プログラミングは不要ですが、iPaaSツールでどのようなデータをどこに送るかといった設定(マッピング)作業は必要です。
〜まとめ〜
Lステップは、外部サービスとの連携によってカート情報を取得することが可能です。
標準機能だけではできませんが、
7月からサービス提供された、Webhook連携により
Webhook機能を利用して、外部のECカートや決済システムと連携することができるようになったので、これにより、カート情報や決済情報をLステップに送信し、自動でタグ付けやメッセージ送信を行うことが可能になりました。
API連携や、Lステップ連携に特化したツールを利用することで、ECサイトのカート情報と紐づけられます。
とはいえ、上記に記しました通り
普通よりはコストもかかりますし設定の手間はかかります。
結局は、どこまで、どのようにしたいか。
自分の目的とコストにあったものを選ぶことになるとは思うのですが
ShopifyとLステップの連携はカートの情報連携がネックと思われていたものが
選択肢が増える。と分かったことは嬉しいですよね。


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